以前、アウトドアでもお得なクレジットカードは何か?ということを書きました。
money-creditcard.hatenablog.com
登山だけに限定して考えた場合はどれだろう?と思い登山が趣味という方が持っていると良いおすすめのクレジットカードを説明します。
以下この記事をざっくり説明すると
登山道具を購入する場合
本格的に登山をする場合、かなり登山グッズでお金を使います。値段の高いものということで買う人は少ないと思いますが、性能的に良いものと考えてしまうとどうしても値段が高くなってしまいます。
そういう時は登山グッズを購入する店舗でクレジットカードを出しているのならそのクレジットカードで購入するのがお得なことが多いです。
モンベル
モンベルクラブのクレジットカードならお得にポイントが貯まります。
モンベルで購入する
クレジットカードは怖いという方、使いたくないという方ならクレジットカード機能の無い会員カードもあります。
参考記事
クレジットカードでは無い有料会員カードはお得かどうか?モンベルクラブで考えてみる - お金とクレジットカードとお買い物にまつわる話
山と渓谷カード
また特典から言えば山と渓谷カードも良いものになります。
>>山と渓谷カード
好日山荘
クレジットカードではありませんが、好日山荘で登山道具を揃えているという方であれば好日山荘の会員カードを作っておくとお得です。会員はWebでもお店でも3%分がポイントとして還元されます。
>好日山荘
基本の基本、通信手段を安くする
登山をそれなりにしている方が持っている携帯・スマホは恐らくdocomoだと思います。ソフトバンクの人はかなり少ないでしょう。
理由は山でもっとも通じるキャリアがdocomoだからです。
ソフトバンクがもっとも繋がらないと言われていますし、実際にそのようです。市街地で使う分には割りと好調なソフトバンクですが山では本当に使えない携帯電話の代表と言えるでしょう。
docomo>au>ソフトバンク>ワイモバイル
参考
ということはdocomoの携帯電話を持つのが理想的ではありますが、月々の基本料金は高いですよね。格安SIM・MVNOという方法もありますが、SIMフリースマホだとETWSに対応していないこともありますし、docomoのスマホをそのまま使うとテザリングが出来ないという問題も出てきます。
登山はどんなに安全な山だと思っても何が起こるかわかりません。
だから安全のためにdocomoと直接契約した携帯電話を持ちたいところ。
それならお得にポイント還元出来るクレジットカードを使えば良いのではないでしょうか?
dカード GOLDならdocomoの携帯電話代は10%のポイント還元となります。
つまり実質的には1割引きで使えることに。
そんなクレジットカード、年会費が高いんじゃないの?と思うかもしれませんよね。はい高いです!年間1万円(税別)です。
でも家族1人だけなら損なのですが家族2人ならこれ以上お得なクレジットカードはありません。docomoの月々の携帯電話代でスマホの場合、平均7200円ということです。
家族2人なら月14000円以上、恐らく15000円くらいになっているでしょう。年間で18万円です。この1割がポイント還元されると18000ポイント。1ポイント1円相当なので年会費を引いても8000円分のポイントが貯まることになります。
18万円で8000ポイントということは還元率4%以上になります。
どんなに還元率が良いクレジットカードでも2%です。それを考えたら4%という還元率は驚異的な数字です。
実際僕も使っています。前のデザインのものですが。
でも問題はポイントの汎用性だ!という方もいますよね。それは当然考えるべきことです。いくらポイントが貯まってもポイントが使えなければ意味がありませんから。
dカードで貯まるポイントはdポイントなのですがPontaポイントと等価交換が出来ます。Pontaポイントは宿泊予約サイトであるじゃらんで使えます。
登山時の前泊や後泊でじゃらんを使った方もいるのではないでしょうか?
またゴールドカードなので国内の空港28箇所でラウンジも使えます。遠くの山に登山に行く場合は飛行機を使う方も多いと思うのでそういう時にラウンジが使えるのは嬉しいところ。ゆっくりと休むことが出来ます。
通信手段はdocomoだけで良い?
それとdocomoではなくauしか電波が届かない山もあります。
ならより安全のためにauの電話機も持っていないところ。でも2台も携帯を持つなんてもったいない!と思いますよね。そういう時こそ2台目は格安スマホではないでしょうか?
au回線を使った格安スマホを持てば良いのです。
au回線を使った格安スマホでおすすめはmineoのAプランです。au回線を使っているので通信エリアはauと同じです。
また2台持っていれば携帯が壊れてしまった時も安心です。
予備として格安スマホを持っているのも良いかもしれませんね。
>>mieo
旅行保険を考える
海外旅行では必須と言われるクレジットカード、その理由はカードに付帯している旅行保険のためです。
海外旅行で怪我をしたり病気になった時に病院にかかろうと思っても日本での保険が適用にならないため高額な治療費になることもしばしば。
そういう時に安心出来るのがクレジットカードの海外旅行保険です。
クレジットカードによっては国内旅行についても補償をしてくれる付帯サービスがついているものもあります。
では登山が海外にせよ国内にせよ旅行の範囲と見做されてクレジットカードの保険の範囲に入るかどうか?ということがポイントになります。
で、これはどうか?ということで先に紹介いているdカードの保険デスクに聞いてみました。
答えは国内旅行と海外旅行によって異なるということでした。
なお利用付帯・自動付帯等の専門用語が出てきますので意味がよく分からない場合は先に下記の記事を読んでおいてもらえると分かりやすいと思います。
money-creditcard.hatenablog.com
国内旅行の場合
dカード GOLDは国内旅行の場合利用付帯となっています。つまりクレジットカードで旅行代金等を決済した場合のみクレジットカードの国内旅行保険が適用されるということになります。
そして登山ですが基本的には保険の対象外となるとのことでした。
ただしパッケージツアーで登山が組み込まれていた場合の登山であれば保険の対象になるとのことでした。他社も概ねそういう規定になっているはずということでした。
- 個人企画での登山=保険の対象外
- パッケージツアーに含まれている登山=保険の対象
海外旅行の場合
dカード GOLDは海外旅行の場合自動付帯になっています。
それで海外旅行の場合の登山はどうかと言えば、軽登山であれば対象だけど軽登山で無いのであれば対象外ということでした。
軽登山の規定としては、アイゼンやピッケル、ロープ等の登坂道具を使わないものが軽登山ということになるとのことでした。もちろん無理して登坂道具を使わなかったから軽登山だ!と言い張っても本来は必要な山だと判断されれば対象外となるということも言われていました。
- 軽登山(登坂機材を使わない)=保険の対象
- 登山(登坂機材を使う)=保険の対象外
もちろん登山以外の通常の日程であれば付帯保険の対象になります。
なおエベレスト登山で海外旅行の自動付帯の保険が適用になったという話がありますがトレッキングの範囲内で行けるところだったから対象になったと思います。
もしそれ以上の高度でアイゼンやピッケルを使うところであれば保険の対象外になったのではないかと予想します。
海外登山のために辺鄙なところに行くのなら遅延補償も考えよう
登山で海外に行く場合は辺鄙なところにも行くことがあると思います。そういう場所であれば飛行機が欠航したり大幅に遅れることもあるでしょう。また預けておいた荷物が届かないなんてことも。
そういう場合は一般的なクレジットカードには無い「航空機寄託手荷物遅延費用」や「海外航空機遅延保険」もついているクレジットカードがおすすめです。
年会費1万円前後のクレジットカードであれば下記の2つは共についているのでおすすめです。
>>セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(公式)
保険内容重視ならセゾン、docomoのスマホを使っていてポイント還元率重視ならdカード GOLDがおすすめです。
以上、登山が趣味の方におすすめのクレジットカードと通信手段と付帯保険についてでした。
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