お金とクレジットカードとお買い物にまつわる話

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お金とクレジットカードとお買い物について、解りやすをモットーに、普段の生活・お買い物でお得なクレジットカードや生活術を紹介していきます。

クレジットカードで支払えない飲食店が増えているって本当?むしろ減っている印象です

話題になっているとあるブログの記事を読みました。*1

飲食店でクレジットカードが使えないところが増えているというものです。

他にもこの記事を読んで書かれている記事がいくつかありましたが、元の記事の最初に書いていることが意味不明でした。

クレジットカードが使えない飲食店が金沢でも増えています。
私の会社が今秋発刊した飲食店カタログ『金沢ベストグルメ』を例にとると、掲載された飲食店390店のうち、なんと、139店が「カード不可」でした。

本に掲載された390店舗の内、139店舗がカード不可という事なのですがこれは、増えている事には結びつかないですよね。

例えば「前回が390店舗の内120件であったが今回139件になっているので増えている」と比較する数字を出して書くのであればわかるのですが比較する数字無しで増えていると言われても・・・

それはさておき、本当に飲食店でクレジットカードが使えないお店が増えているのでしょうか?

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元々飲食店でカード決済不可の店は多い

元々、飲食店ではカード決済不可の店は多いですよね。例えばマクドナルドや吉野家等の牛丼チェーンはクレジットカードでの直接の支払いは出来ませんし、町にある昔からの定食屋さんや焼き鳥屋なんて、いつもニコニコ現金払いの店が多いです。

「金沢ベストグルメ」という本がどういう飲食店を対象にしているのか解りませんが、カード決済が出来ない店が3割強あったとしても何もおかしいとは思えません。

でもなぜ飲食店ではクレジットカードが使えないお店が多いのでしょうか?

その理由は「キャッシュフロー」にあります。

キャッシュフローとは

キャッシュ・フロー(cash flow、現金流量)とは、現金の流れを意味し、主に、企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。
損益計算書と異なり、現金収支を原則として把握するため、将来的に入る予定の利益に関してはキャッシュフロー計算書には含まれない。

Wikipediaより

つまり飲食店の場合であれば飲食代(売上)から経費を差し引いて残るお金のことと言えますが、クレジットカードを使われてしまうとしばらく手元にはお金は入ってきませんし、クレジットカードの手数料も発生してしまいます。するとあまり儲かっていない小さな飲食店では仕入れのためのお金(現金)がすぐに尽きてしまいます。

だからクレジットカードの使用に積極的に取り組む飲食店は少ないと言えます。

個人経営の飲食店

個人経営の飲食店ならば、キャッシュフローを得るためにクレジットカード不可にする事もあるでしょうし、クレジットカードを使えなくする事でクレジットカードの手数料を支払う事も加盟店料を払う必要性も無いため、その分を少しでも早く最初に投資した金額を回収するように行うのは当然と言えば当然の事だと言えます。

そして、余裕が出てきた段階で、お客さんの要望を聞きながらクレジットカード支払いが出来るようにするかどうか決めるべきでは無いでしょうか?

もちろん、最初からクレジットカードが使えればそれだけ支持される可能性はありますが、それよりもまずは資金繰りを考えてしまうのが普通なように思います。

また客単価にもよりますが、仮に客単価が1000円未満の飲食店であればクレジットカードの手数料5%前後というのは厳しい場合もあるでしょう。

客単価1000円、1日の来店客数100人であれば1日の売上は10万円です。原価率が仮に30%だとしても粗利率は70%=7万円です。そこから人件費や光熱費、維持費等を引けば、儲けは僅かです。地方の小さな飲食店なんて1日10万円に満たないところなんて、山ほどあります。

むしろ地方の飲食店でカードが使える店舗が7割近くもあった方が僕にしてみれば驚きです。

店の売上を調べようと思えば簡単に調べられる

「売上は誰にも知られたくないので」

 こう言ったオーナーが居たと元記事には書かれていますが、こんな事を本気で思っているオーナーの店なら少なからず早く潰れるでしょうね。

売上なんて、客単価と客数から解るものですから、専門的な人が2~3日通えばある程度売上なんて解ってしまいます。

こんな事を書くから元記事のコメントに、脱税とか書かれてしまう訳ですよね。

クレジットカードを使えるようにするかどうかも店の戦略

また本来クレジットカードを使えるか使えないか決めるのも店の戦略の1つですよね。クレジットカードを使えない変わり安くするとか、ポイントカードを作って高ポイント還元にするとかいろいろな戦略が出来ます。

また、客単価が3000円とか5000円を超える店ならクレジットカードを導入するのも当然かもしれませんが、客単価が3000円未満2000円未満なら導入するかどうかもトータルで考えるべきでしょうし。

「カード会社に手数料をとられたくないので」
「カード会社が発行する商品券を使われたくないので」
「売上は誰にも知られたくないので」
「少額で頻繁にクレジットカードを積極的に使うのは、いまは低所得者層でしょう。ポイントを稼ぎたいのと、後日払いで。金ばなれのいい人たちを相手にしたいので」

まさか、本気でこれだけの理由でクレジットカード決済を不可としているオーナーは居ないと思うのですが、もし居るとすれば、その飲食店は先は長くないと思いました。

クレジットカードが使える飲食店は増えている印象

個人的ですがクレジットカードが使える、間接的に使えるお店って増えている印象です。

喫茶店やカフェではクレジットカードが使えないところが多いですが、愛知県を中心に今全国展開を繰り広げている「コメダ珈琲店」はクレジットカードが使えます。

money-creditcard.hatenablog.com

間接的にであれば吉野家。

吉野家は電子マネーが使えます。吉野家でWAONが使えるようになった時はかなり話題になりました。

WAONはイオンカードセレクトというクレジットカードでチャージが出来るので間接的にクレジットカードで支払うことが出来る訳です。

またマクドナルドもiDでの支払いが出来るので間接的(というよりもほぼ直接に近い)にクレジットカードで支払えることになります。

他のカフェチェーンも電子マネーが使えるところは増えており、間接的にならクレジットカードで支払うことが出来るところは増えています。

日本で最大のカフェとも言えるスターバックスではクレジットカード払いが可能ですし、ドトールコーヒーは交通系のクレジットカードが使えるので間接的にクレジットカードで支払うことが出来ます。

以上、クレジットカードが使えない飲食店が増えているということに対しての個人的な意見でした。

 

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*1:既に元記事が削除されているため出典先を書くことが出来ません

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